Glass work




先日に引き続き、現在製作中の板についてで御座います。
昨日午前中と今日の午前中も、シースワローガレージにて製作中の7'0"シングルフィン・セミガン"Hawk"と6'8"Hull"Pelican"のグラスワークを行って参りました。

昨日は、7'0"のボトムをホットコートした後、6'8"Hullにフィンボックスを取り付ける為に穴開け作業を行ったのですが、フィンボックス穴開け作業は2回目ということで、要領が分かっているつもりで、トリマーを回していったところ、あっさり少し深く堀り過ぎてしまいました・・・。

1ミリ程フィンボックスが沈み、フォームとの面がズレてしまったので、今日、パテを盛ってフォームとフィンボックスの面を平らに・・・。一番下の写真がパテを盛った状態です。「次回、フィンボックス穴開けの際は、深さを慎重に確認しながら、ルーターをセットする」と固く決意した次第です。

シェイプやグラスワークに興味を持たれている方もいらっしゃるかと思いますので「何故にフォームとフィンボックスの面が合わないとダメなのか?」といったことを少々説明させて頂きます。

Future製フィンボックスの場合、ラミネートの際にフィンボックスフランジ部分をクロスで覆い、ラミネートを終えた時点で、フィンスロット周りのクロスを切り取ります。その為、フォームとフィンボックス間に段差がある状態でレジンが固まってしまうと、フィンボックス周りが凸凹になってしまうのです。

7'0"の方は、レジンリーシュブリッジ取り付け後、硬化した時点でデッキ側をホットコート。ボトム面へレジンが垂れないように貼ったマスキングを剥がした後、お店に戻って参りました。

こちらの板もデモボードになりますので、試乗会などで乗って頂くことが可能です。気になる方がいらっしゃいましたら、海で見かけた際にはお気軽に声をお掛け下さいませ。お貸しすることも可能です。

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