2020年2月29日土曜日

Glass work


ここのところ、新型コロナウイルスの影響で、世界中が大変なことになっておりますが、ウイルスよりも何よりも「人間の方がよっぽど怖い」と思う今日この頃。「運良く感染を免れたら、これからも謙虚に生きていきたい」と思っております。

さて、話は変わります。昨日と今日の午前中、現在製作中の6'8"Hullのグラスワークを行って参りました。上に貼らせて頂いた写真は、今日、ホットコートを終えた時点で撮影したもの。

残る作業は、ボトム側のホットコート〜サンディング〜もう一回ホットコート〜サンディングでフィニッシュ。ホットコートは、片面ずつしか出来ないので、完成までにはあと3日〜4日かかりそうです。

一本のサーフボードが出来るまでには、かなりの時間を要し、一人でシェイプからグラスワークまで全て作業を行うとなると、分業制に比べて、かなりの作業量になってしまいます。

多くのサーフボードメーカーは、分業制をとっており、シェイパーがシェイプしたフォームは、グラスファクトリーに託され、グラスファクトリーがラミネートやフィン、リーシュプラグの取り付け、サンディングやポリッシングなどフィニッシュまで行います。

シースワローがお取り扱いしているサーフボードレーベルの中で、シェイプからフィニッシュまで一人で行うサーフボードレーベルは、ダベンポート・サーフボード。

アダム・ダベンポート氏がシェイプ、グラスワークまで全ての工程を一人で行っており、一本一本に時間を掛けて丁寧に製作している為、一本のロングボードが完成するまでには、かなりの時間を要します。

分業制の方が、効率が良いのは分かっておりますが、最初から最後まで一人のサーフボードビルダー、クラフツマンの手によって作られるサーフボードの方が僕は好きです。

美しいサーフボードを作れるよう、経験を積み重ねて参ります。

2020年2月28日金曜日

2020年2月27日木曜日

6'8" Hull




日曜日にボトムのラミネートを行ってから、作業場のあるガレージシースワローの都合により、作業を進める事が出来なかったのですが、本日、ようやく作業に取り掛かる事が出来ました。

今日午前中に行った作業は、ラップカットとデッキ側のラミネート。「ラップカット?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますので、少し説明させて頂きます。

デッキ側、若くはボトム側をラミネートする際、ラミネートしたい幅よりも広めに(余分に)ガラスクロスをカットして反対面に巻き返します。その後、レジンが硬化してから、反対面に巻き返した余分なクロスをカッターなどでカットすることをラップカットやカットラップと言います。

特にカラーラミネートの場合にラップカットを行うのですが、カットがなかなか難しく、今まで作った板の中にはマスキングが残ってしまったり、カットラインがガタガタになってしまった板があります。

しかし、ここのところようやく慣れて、コツを掴めてきたからか、以前よりも少しは綺麗にカット出来る様になって参りました。上から2枚目の写真が、ラップカットを行った状態。

現在製作中の板が完成したら、今度はロングボードの製作に取り掛かる考えでおりますので、ロングボードのラップカットも上手く出来るよう、慎重に作業を進めたいと思っております。

そして、一番下の写真は、今日入荷したRondine surfboardsオリジナルキャップになります。価格は4,400円(税込)。近日中に、オンラインストアにもアップ致しますので、気になる方がいらっしゃいましたら、チェックしてみて下さいませ。

2020年2月23日日曜日

Glass work

6'8"Hull "Pelican" model

本日午前中、シェイプを終えてからグラス待ちだった、ハルのボトムラミネートを行って参りました。

当初、デッキ、ボトム共クリアでの仕上げを予定していたのですが、フィンボックス周りにホワイトのパテを盛ったこともあり、パテが目立たないようにホワイトピグメントを少量混ぜて6ozクロスでラミネート。

また、テイルエリアを限界まで薄く仕上げた為、今回は大きく6ozクロステイルパッチを入れてみました。因みに前回は、グラスオンフィンで製作したのでテイルパッチは、フィン周りのみに入れてあります。

サーフボードを作り始めたばかりの頃は、グラスワークが憂鬱で仕方なかったのですが、最近では回を重ねる毎に上手くラミネート出来るようになってきている気がして、グラスワークが楽しくなって参りました。

次回の作業は、ラップ部分をカットした後、デッキ側を6oz + 6ozクロスにてラミネート。クオリティーを一気に上げたいと思います。

話が変わります。
作業を行った日には作業が終わった時点で、インスタグラムに写真をアップしており「完成した板は販売しているのですか?」といった質問をインスタグラムDMより、何件か頂戴しております。

「板どうしてんだろ?」と思われている方もいらっしゃるかと思われますので、製作した板の用途や今後の展開について少々書かせて頂きます。

販売orカスタムオーダーを視野に入れ、現在は試乗用の板を主に製作しておりますが、販売、カスタムオーダーを開始する時期は、まだ未定で御座います。

クオリティーが上がり「これなら販売できる」といったレベルに達するまでは、試乗会で使用した板をお手頃な価格にて中古として販売し、その代金を足しにして新たな材料を仕入れ、まずは試乗用の板を回していく考えでおります。

2020年2月22日土曜日

テスト




ここのところ製作していた7'0"シングルフィン・セミガンが、昨日、ようやく完成。いてもたってもいられなくなってしまい、朝から波乗りへ行って参りました。

営業開始時間までには戻ってきたかったので、ここから一番近い茨城大貫4Beacheさんへ・・・。午前6時前には到着し、薄暗い中、波を眺めていたのですが、大潮の満潮時刻近くだったからか、一瞬だけ掘れてフラットになってから、インサイドで一気にブレイクするといった感じ・・・。

「良くなってくるかもしれない」と考え、やや明るくなってきた段階でウェットスーツに着替え、7'0"シングルフィン・セミガンを手に入水。始めのうち、やはりテイクオフした瞬間に波が無くなってしまい、ろくに波に乗ることが出来ず苦戦。

しかし、干潮に向かってから、波が割れるようになり、コンディションが上向いた時間帯もあり、何本か板を走らせることが出来ました。至って普通に乗れて、ミッドレングスらしい乗り味で、特に問題が無いことを確認。サイズのある波での使用が楽しみです。

因みに今回製作した7'0"シングルフィン・セミガンのディメンションは、幅21 1/4、厚み2 3/4。ブランクは、US Blanksのグリーン(クルーザーウェイト)を使用し、グラスがデッキ側6oz + 4oz + 6ozデッキパッチ。ボトムが6oz + 6oz テイルパッチ。サイズのある波での使用がメインなので、重めに作っています。そしてフィンは、トゥルーエイムス・ホビーフィレックス8.5を使用。

今日の波は、腰位しかありませんでしたが、腰前後のサイズでも普通に乗ることが出来ます。来月20日に開催予定の試乗会で乗って頂くことが可能ですので、気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、試乗会にて乗ってみて下さいませ。

2020年2月19日水曜日

チャンス

昨日、一昨日は定休日だったのですが、弔事の為、波乗りへは行かず、サーフボード製作作業も行いませんでした。明日より、再びサーフボード製作作業に取り掛かりたいと思っております。

そんな訳で、定休日明けの水曜日に特に書くことも無くなってしまったのですが、今日は、最近気が付いたこと等を少々書かせて頂きたいと思います。

ここのところ、ハルに興味を持たれている方が、以前にも増して増えたように思います。何故なら、来店されるお客様の中にはハル系の板を熱心に眺め、どのような板なのかを尋ねられる機会が増えたからなのです。

サーファーズジャーナル以外の雑誌は購読しておらず、また、流行など一切興味がないこともあり、巷で何が流行っているのかなど全く把握しておらず、お客様からの情報によって「こんな流れなのかな・・・」程度の感覚。

「お店やっているのに流行を知らないなんて・・・」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、何かが流行るたびに流行の物を扱うよりは、自分自身が「これだ!」と思える物だけ扱えれば、それで良いのです。

ハルの話しに戻ります。もし「今、ハルが流行っている」若しくは「流れがきている」なんてことがあれば、ずっとハルに乗り続けているハルラバーな人達にとっては、またとないチャンスのような気が致します。

「流行っているからハルを買ってみたのだけれど、乗ってみてイメージが違った」なんて方の極上usedがサーフショップの店頭に現れ、需要と供給のバランスが崩れて、お安く買うことが出来るチャンスが来るかも知れません。

2020年2月15日土曜日

Glass work




先日に引き続き、現在製作中の板についてで御座います。
昨日午前中と今日の午前中も、シースワローガレージにて製作中の7'0"シングルフィン・セミガン"Hawk"と6'8"Hull"Pelican"のグラスワークを行って参りました。

昨日は、7'0"のボトムをホットコートした後、6'8"Hullにフィンボックスを取り付ける為に穴開け作業を行ったのですが、フィンボックス穴開け作業は2回目ということで、要領が分かっているつもりで、トリマーを回していったところ、あっさり少し深く堀り過ぎてしまいました・・・。

1ミリ程フィンボックスが沈み、フォームとの面がズレてしまったので、今日、パテを盛ってフォームとフィンボックスの面を平らに・・・。一番下の写真がパテを盛った状態です。「次回、フィンボックス穴開けの際は、深さを慎重に確認しながら、ルーターをセットする」と固く決意した次第です。

シェイプやグラスワークに興味を持たれている方もいらっしゃるかと思いますので「何故にフォームとフィンボックスの面が合わないとダメなのか?」といったことを少々説明させて頂きます。

Future製フィンボックスの場合、ラミネートの際にフィンボックスフランジ部分をクロスで覆い、ラミネートを終えた時点で、フィンスロット周りのクロスを切り取ります。その為、フォームとフィンボックス間に段差がある状態でレジンが固まってしまうと、フィンボックス周りが凸凹になってしまうのです。

7'0"の方は、レジンリーシュブリッジ取り付け後、硬化した時点でデッキ側をホットコート。ボトム面へレジンが垂れないように貼ったマスキングを剥がした後、お店に戻って参りました。

こちらの板もデモボードになりますので、試乗会などで乗って頂くことが可能です。気になる方がいらっしゃいましたら、海で見かけた際にはお気軽に声をお掛け下さいませ。お貸しすることも可能です。

2020年2月13日木曜日

Glass work



開店前の午前中、先週から作業を進めている7'0"シングルフィン・セミガン"Hawk"のグラスワークを行って参りました。

先日、デッキ側のラミネートが終わっており、今日はラップ部分をカットした後、カット部分を整え、ボトムテイル側にエッジを付けるべく、テイル側にクロスを貼り付けた時点でタイムアップ。

まだまだ何行程か作業があり、明日、ボトム側のホットコートを済ませ、明後日にはレジンリーシュブリッジの取り付け。来週月曜日にデッキ側のホットコート。ホットコートが乾いてから、サンディングを行えばフィニッシュといった流れ。

来週は、同時進行でシェイプを終えている6'8"Hullのグラスワークに取り掛かりたいと思っています。

2020年2月12日水曜日

第1回アジフライ





昨日、一昨日の定休日は、波乗りやらイベントをやっておりました。そのイベントとは、シースワローが自作した板の試乗会"アジフライ"。

フィッシュがメインなので、フィッシュフライとしてしまおうかとも思ったのですが「やはり勝手に名乗る訳にはいかない」と思い、フライの定番アジフライといったネーミングにしてみたのです。

朝7時には、茨城大貫4Beacheさんに板を並べ終えて待機。まだまだ寒いからか出足が遅く、8時位になってから板を見に来られる方が現れ始め、午前中、お越し頂いた方々に全ての板を試乗頂きました。

波の方は、時折入ってくるセットで胸肩位。風は、やや強めの北〜北西。面がザワついていたものの、切れた波も見られ、まあまあなコンディション。

持ち込んだフィッシュの中でも一番幅のあるフィッシュに試乗された方は「風に煽られて板が降りないから、細身のフィッシュ試乗させて下さい」とのことで、2ラウンド目にはグラスワークに失敗して汚くなってしまった5'8"FISHを試乗。

以前、海でお会いした際にも乗って頂いたことがあったのですが「やはり、この板間違いない」とのことで、購入を希望されたため、その場で格安にて販売させて頂いてしまいました。

午後になり、風向きが変わってしまい、今度は強めの北東に・・・。あっさり面がガタついてしまい、試乗頂いてもイマイチ分からない状況。午後4時近くなり「さて片付けるか」と思った時、試乗にいらして頂いた方から声を掛けて頂き、せっかくなので時間を気にせず、試乗して頂くことに。

あまり良くないコンディションのなか試乗頂き「乗り味なんて分からなかっただろうな・・・」なんて思いながらも、海から上がってきたお客様に感想を尋ねてみたところ、意外と感じが掴めたようで「オーダーしたい」とのこと・・・。

「良い波で乗って頂き、今一度乗り味を確認して頂きたい」といった想いがあり「来月も試乗会やるので、また乗ってみて頂いてからにしましょう」とお返事させて頂きました。

試乗頂いた方々から、まずまずの反応を頂き、俄然やる気が出た試乗会だったように思います。

毎月、アジフライを開催致しますので、気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽に試乗してみて下さいませ。「試乗したらオーダーしないといけない」とか「何か買わなきゃいけない」といったことは一切なく、とにかくフィードバックが欲しいのです。

2020年2月9日日曜日

Future fins One shot




今週金曜日から、以前シェイプしてグラス待ちだった、7'0"シングルフィンセミガンのグラスワークに取り掛かりました。まずは、フューチャーフィン製フィンボックスを取り付けるための穴開け作業から開始。

フューチャーでは、フィンボックス用の工具を販売しており、今回、カリフォルニアのシェイプ道具専門店から、その専用工具と共にセット販売されているトリマーという電動工具を取り寄せたのですが、なんとセットのトリマーのチャック径と刃の取り付け径が合わず、どう考えても使えないことが発覚・・・。

よく調べてみたところ、セット販売されているトリマーは、フューチャー・ワンパスフィンボックスやフューチャーのリーシュプラグ取り付けに使えることが分かり、返品せずに使うことに・・・。それにしても、使えない工具をセット販売しているとは「やはり信用ならない」と思ってしまいました。

一番上の写真に写る黄色い機械が、トリマーという電動工具。こちらの黄色いトリマーは、アメリカの工具屋から新たに取り寄せたものになります。インチ径でないと刃に合わないのです。

初めてのボックス取り付けということで、多少ミスがあったものの何とか取り付け成功。ボックスが、レジンでしっかり固定されるまで1日置いて、昨日、ボトムをラミネート。今週中に完成する予定です。

ここでお知らせです。
明日は第二月曜日になりますので、今週は月曜日、火曜日が定休日。火曜日は、建国記念日で祝日ということで、茨城大貫4Beacheさんにて今まで作った板の試乗会を開催致します。興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお立ち寄り下さいませ。

2020年2月5日水曜日

Surfing




昨日は定休日ということで、波乗りへ行って参りました。
向かったのは茨城大貫4Beacheさんです。

午前7時前に4Beacheさんに到着。海に目をやると、ちょうどセットが入ってきていたので、サイズやブレイクをチェックしながら着替えて、まずは完成したばかりの5'10"FISHを手に入水致しました。

波のサイズは胸あるかないか位。風は、ほとんど吹いていないものの、漁船が出港したばかりのようで、ヨレがある状況。繋がり気味の波が多い中、波を選べばレギュラー、グーフィーに切れており、まずまずのコンディションだったように思います。

一本目、レギュラーの波に乗ってみたところ、板が走り、なかなかのスピード感に少々驚愕。びっくりして、体が硬直してしまったからか、普段落ちないようなセクションで落ちる始末・・・。その後、セット間隔がかなり長くて、なかなか乗れなかったのですが、数本乗って一旦海から上がりました。

まだまだポテンシャルが分からない状況ですので、色々なコンディションで使ってみたいと思っております。

シースワロー号に戻り、火曜日の方々に軽く挨拶した後、今度は完成したばかりの5'4"FISHを手に入水。パドルした感じは、5'10"よりも楽にパドルでき、狙ったボリューム感に仕上がっていることを確認。

いざ、ラインナップにたどり着いてみると、潮が上げていることによって、波が厚くなってしまっており、ついでにセット間も凄く長く、なかなか乗れないまま身体が冷えていくといった悪循環に・・・・

結局、テイクオフした波は2本。1本目はテイクオフしたら波が無くなり、2本目はほんの少し板を走らせることが出来ただけ。そんな訳で、5'4"FISHも全く感触を掴めておりません。当面、この2本の板だけ使って、波乗りしたいと思っております。

そして今度の火曜日建国記念日には、自作した板を茨城大貫4Beacheさんに持ち込み、試乗会を開催致します。
興味のある方がいらっしゃいましたら、フル装備持参の上、お気軽にお立ち寄り下さいませ。

2020年2月3日月曜日

Sanding


ここのところ、お客様が来店されていない時には、店の外で何かしら作業を行っており、ブログなどの更新が疎かになってしまっております。「少しでも作業を進めたい」といった想いがありますので、更新が不定期になってしまうかと思われます。ご理解、ご了承のほど、何卒よろしくお願い致します。

上に貼らせて頂いた写真は、現在製作中の5'10"と5'4"FISH。ある程度、機械でサンディングした後、お店に持ち帰って、手作業にてサンディング。あとは、フィンとレジンリーシュブリッジ周りを整えれば、乗ることが出来る状態になります。

明日の定休日に2本共テスト出来ればと思っておりますので、何とか今日中に仕上げます。