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 サンディングコート:デッキ側

サンディングコート:ボトム側

再びサンディングコート:ボトム側

本日は、ここのところ製作に取り掛かっている、ロングボードについて少々書かせて頂きます。

月曜日は茨城大貫にて波乗り後、ガレージシースワローへ向かい、レジンリーシュブリッジの取り付け&デッキ側のサンディングコートを行いました。

サンディングコート(ホットコート)は、パラフィンをレジンに混ぜて刷毛にて塗布し、乾燥するとサラサラの状態になります。因みにパラフィンの入っていないレジン(ラミネートレジン)の場合、積層用のため乾燥してもベタつきが残り、サンディング出来ないのです。

火曜日も同じく波乗り後にガレージシースワローへ向かい、今度はボトム側をサンディングコート。

そして本日午前中は、デッキ側&ボトム側をサンディングし、クロスやフンボックスの段差などを整え、今一度サンディングコートして参りました。

サンディング後、グロス&ポリッシュ仕上げの場合にはグロスレジンを使用してコーティングすることが一般的かと思いますが、サンディング仕上げなのでグロスレジンは使用せず、通常のレジンにパラフィンを混ぜてコーティングしております。

あとは、ボトム側も再度サンディングコートし、乾燥後、番手の高いサンドペーパーにてサンディングすれば、サンドフィニッシュの出来上がり。

このように、いくつもの工程を経て一本のサーフボードが完成するのですが、一つ一つの作業を丁寧に行わなければ、工程が進むにつれて粗が見え始め、最終的には全体的なクオリティを落としてしまうことになります。

最近では次の工程に進む前に、粗い箇所などをしっかり修正しているからか、徐々にクオリティを上げることが出来ているような気が・・・。

改めて「美しいサーフボードを作り出すサーフボードビルダーって凄い」と、尊敬の念が増してしまった次第です。

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