Surfing & Glassing



 サンディング後デッキ側

 サンディング後ボトム側

サンディング後ホットコート

昨日は定休日ということで、波乗りへ行って参りました。
向かったのは、いつもの茨城大貫4Beacheさん。

朝、宇都宮を出発した時点で霧が濃く、海までの道中もずっと霧だった為「波の状況は分からないだろう」なんて思っていたのですが、やはり海は霧に覆われており、海が全く見えない状況。

既に到着していた波乗り仲間と「波がブレイクする音が聞こえるから、腹位あるのでは」などと話しながら、とっとと着替えて5'4"FISHを手に入水。ラインナップが全く分からず、とりあえずアウトへパドルしてみたところ、既に入水しているサーファーの姿を確認。

波のサイズは腹〜胸位。風は、緩いオフショアで面が良く、時折、切れたセットが入ってくるものの、波が目の前に来ないと波の状況が分からない感じ・・・。しかし、入水しているうちに目が慣れてきたからか、それとも日が昇って明るくなってきたからか、波が見えるようになり、何本かの波に乗ることが出来ました。

午前8時前後には風が若干強くなり、霧が晴れてきたのですが、人が増えてしまった上、波が厚くなってしまい、なかなか波に乗ることが出来ない状況に・・・。一旦、海から上がって7'0"シングルフィンに板を替えて再び入水するも、若干長めの板でもなかなか板を走らせられず、1時間ほどで海から上がり、ガレージシースワローへ・・・。

午後2時位にガレージ・シースワローに到着。月曜日にホットコートを終えた製作中の6'8"Hullのサンディングに取り掛かり、サンディング後に再びデッキ側のホットコートを済ませて作業終了。

「なんでホットコート2回?」なんて思った方は、いらっしゃらないかとは思いますが、少々説明させて頂きます。

前回製作した7'0"シングルフィンセミガンから2回ホットコートしています。グロス&ポリッシュフィニッシュ(艶のある仕上げ)の場合、クロスをラミネート後、ホットコート〜サンディング〜グロス用レジンによるグロスコート〜ポリッシュ、といった工程。

ラミネート時に出来たクロスの重なりによる段差やラップカット部分の段差などをラミネート後にサンディングして整えていたのですが、ラミネート用レジン(ノンパラ)は硬化してもベタつきがあり、サンディングして面を整えてもかえって汚くなってしまう為、ホットコート(インパラレジン使用)後にサンディングして面を整えた後、もう一度ホットコートしています。

(ノンパラレジン:パラフィンが入っていないレジン、インパラレジン:パラフィンが入っているレジン。レジンにパラフィン(空気硬化剤)を入れることによって、すべすべな表面になります)

グロス&ポリッシュ仕上げの場合には、通常のレジンを使わずグロス専用のレジンを使用することによってピカピカになるのですが、ピカピカにする予定はないので、グロスレジンは使わず、通常のレジンを使用。

誰かから教わっている訳でもなく、手探り、トライ&エラーを繰り返し、少しずつクオリティーを上げております。現在製作中の6'8"Hullは、今週中にはお店に持って来れるかと思いますので「どんな出来なんだ?」と気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ見にいらして下さいませ。

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