明日営業を再開致します






10月12日、台風19号接近に伴い前夜から雨が降り続き、暗くなる頃には、近所の田川の水位が既に危険な状態に。そして午後10時前位、ついに氾濫してしまいました。

シースワローから田川まで、100mあるかないか位の距離のため、店舗前の道路は川と化し、最終的には1mを超える水位に上昇。車のボンネットを超える水位に達したこともあり、車の電装系がやられたようで、近隣に停められている車のホーンが一斉に鳴り出し、ライト類が全て点灯、点滅している状況。

しかし、午後11時過ぎてからは雨の勢いが弱まり、徐々に水位が下がり始めて、午前3時頃には膝上位の水位に。シースワロー号も他の車と同様にホーンが鳴りっぱなしになっていたので、長靴を履いて外へ出てみたところ、長靴では役に立たない深さがあり、釣り用のウェーダーを着用してホーンの配線を切断しました。

寝ようと思っても、なかなか寝付けないまま、午前6時過ぎに状況を確認するため再び外へ。外へ出てみると、地面が全て泥に覆われ、車の中にも大量の泥。更に店内の状況を早く確認したいのにも関わらず、鍵穴に砂が詰まってしまっており、扉を開けることが出来ず、試行錯誤。

パーツクリーナーを鍵穴に吹き続け、その後、潤滑剤を吹き付けた後、なんとか扉を開けることが出来ました。水圧によってドアのヒンジが僅かに動き、開け難かったのもあったようです。

店内に入ってみると、やはり店内の床も泥で覆われており、サーフボードラックがサーフボードを載せたまま倒れていたり、アパレルの半数が水に浸かるといった被害がありました。そこで、店内の壁に残る最高到達水位を測ってみたところ、その水位は約54cm。

13日、親交のある実弟友人が真っ先に手伝いに訪れ、その後、実弟、実弟家族にも手伝って頂き、その日のうちに店内、店舗前の泥を除去。初日にほぼ片付いたかと思われたのですが、細かい作業が残っており、14日には友人にお手伝い頂き、何とか元通りに戻すことが出来ました。

作業中、お客様や友人が訪れ、お手伝いを申し出て頂いたり、お電話などで「手伝い必要なら手伝います」、「何かあったら言って下さい」などなど、沢山の方々からお声を掛けて頂きました。しかし、気を遣って頂くよりも自分が気を遣っていた方が楽な性分、頼むよりも頼まれる方を好むといったこともあり、お手伝い頂くのも何か申し訳ないようで、お手伝いを依頼させて頂くことはありませんでした。

また、何度も「大丈夫か?」と連絡をくれた友人に対しても「何とかなるから大丈夫!」と、返していたところ「こんな時なんだから気を遣うな!甘えろ!」と、お叱りの言葉を頂いたりなど「みんな最高だな」と、改めて感じられた数日間だったように思います。

皆様のお陰で、何とか明日、営業を再開できるようになりました。

この度は、暖かいご支援を頂き、感謝の気持ちで一杯です。

皆さまのサーフィンライフのお役に立てるよう、明日より心新たに邁進していく所存で御座います。

今後とも、何卒よろしくお願い致します。

台風19号による被害が広がり、未だに復旧の目処が立たない地域もあることと思います。被害に遭われた方々に対し心からお見舞い申し上げますと共に、いち早く日常が戻ることを願っております。

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