剥離

今日、ここ宇都宮は朝から雨が降り、何やら寒い1日となっております。風邪など引かぬようお気を付け下さいませ。
さて本日は、これから暖かくなるにつれ徐々に増えてくるクラッシュによるサーフボードリペアについて少々書かせて頂きます。

シースワローでは、サーフボードリペアを外注しており、様々なリペア依頼をお受けするのですが、中でも意外と多いのが剥離なのです。リペアするにもとても手間のかかる作業となるため、時間もお金も掛かってしまいます。

場合によってはデッキ側全面のグラスを剥がし、水を吸っているフォームを完全に乾かしてから作業なんてことにもなったりします。そこまでいってしまうと、リペアショップによって多少差があるものの、リペア料金は軽く5万円を超えて10万円近くいくこともあるのではないでしょうか・・・。

そんな剥離の原因としましては「小さなヒビをリペアせずに放置して使用を続けた為にフォームが水を吸ってしまった」とか「高温になる場所にサーフボードを放置していた」や「使用(フットマークなど)による経年劣化での剥離」といったとこ。経年劣化は、流石にどうにも防ぐことは出来ませんが、高温や浸水を避けることで、剥離の予防が出来るのです。

波乗り中、自分の身体や何処かに板が当たった気がした時には、軽く板をチェックしてみて下さいませ。もし、爪が引っかかるようなヒビが見つかった場合には、浸水の恐れがありますので、一旦海から上がってディングテープなどで応急処置を施し、更に自宅に戻ってからレジンやソーラーレジンを使うなどしてリペアすることで、浸水を防ぐことが出来ます。

ちょこっと注意することで、サーフボードの寿命を延ばすことが出来るかと思います。

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